放送用Skypeが近々でるようです – Skype TX
MicrosoftがSkypeを買収したのは2011年のこと。それからいろんな電話アプリが出て、Skypeサービスが特別扱いされることは少なくなりました。
そんな中、NAB2014でMicrosoftがSkype TXを発表しました。
SDI入出力もつハードウェア/ソフトウェア製品になるようです。
今までSkypeを放送に使用する場合、パソコン画面をスキャンコンバータして使うというイメージでした。
また映像音声を受信するだけならいいですが、掛け合いをやる場合の音声マイナスワンを考えると結果面倒だし、安定感がないので却下、みたいなことが多かったと思います。
そもそも画像が耐えられない、ということだとは思いますが、、
そういった点を克服しているものであれば、これはすごいシロモノです。
実はもう実際にテレビ番組で使用されている例がありました。
で、気になる点が一つあります。Skypeロゴの使用です。
Skypeにはそもそもブロードキャスト利用規約というものがあります。
以下利用規約抜粋 ※2014年5月現在
- 番組中Skypeの利用時間が15分以下である場合は、 ガイドラインに従い、開始時と終了時にSkype使用の告知放送を行う。
- 番組中Skypeの利用時間が15分を超える場合は、 ガイドラインに従い、開始時と終了時のほか、15分以下の間隔で、Skype使用の告知放送を行う。
※詳しくはSkypeサイトのブロードキャスト利用規約をお読みください。
現状でSkypeを放送利用する場合はロゴを出すことが必要です。
なので今回のSkype TX、利用規約をどうするかも気になるところです。
現在Skype TX紹介サイトでメール登録しての情報出しを行っていますが、一般的に販売するかは不明です。
放送局向けにひそやかに販売する方法もあるかもしれませんが、是非普通に購入できるものにして欲しいです。