4つのヒレで水中を泳ぐカメラ付きロボット “Sepios”
新年、明けましておめでとうございます。今年も放送機器.comを何卒よろしくお願い申し上げます!
今回はヒレで動く水中ロボットを紹介します。
Sepios
スイス、チューリッヒ工科大学の学生プロジェクトによるもの。“コウイカ”をヒントに9個のサーボで動くヒレを4つ装着し、10mの深さまで潜ります。潜航スピードは1.8km/hなので歩くより少々遅いくらい。
ヒレの動きっぷり、キビキビ&滑らかです。
カメラは”Live-streaming Camera”としか仕様に記載がありません。基本的には探査用なのかもしれませんが、商用化されたら撮影用バージョンも開発して欲しいです。
水中撮影ロボットは今までもありましたが、プロペラ型です。ヒレ型のほうが水流を乱さず潜水でき、視界がキレイのままに撮影出来るメリットがあるそうです。
(関連記事:潜水ロボットカメラメーカー ― Aquabotix / VideoRay)
去年のドローンブームが “空を飛びたい” 願望の延長上にあるものだとしたら、“海を自由に潜りたい” 願望も当然進化するはず。
シンガポール国立大学はカメロボットの開発検討をしているようです。
ゆくゆくはこんな感じに…..
ロボットに夢を馳せる、、今年は注目度高そうです。
そして今年2月に発売予定のPepper。
風邪も引くんですか……
夢を馳せる、というより “思いを寄せる” ことになりそうです。