10GbE Thunderbolt 2 アダプター / Sonnet Technologies 「TWIN10G-TB2」
もう筒形Mac Proを皆さんはお使いになっていますでしょうか。筆者は既に縁遠い感じがしてまして、手で触れる機会が今後あるか疑問です。。
ただやはり性能には魅力があるので、編集設備を必要とするならば真っ先に検討したいとも思います。
一つ、最初から難点だと思うところは、カードが挿せないということ。これはデザインというか、心意気というか、Final Cut Pro Xで示したのと同じような深い”思い入れ”を感じてしまうので、否定する事より受け入れるしかないのかもしれません。
Appleの答えは、Thunderboltを使ってね♡ということだと。なんてって6ポートも付いてますので。
今回はそのThunderbolt接続の10GbEアダプターを紹介します。
Sonnet Technologies 「TWIN10G-TB2」
Windowsでの使用もOKですが、ほぼMacユーザー向けにはなるはずです。筒形Mac Proの横に置いてもクリエイターの気分を損なわない黒のデザインになっています。
IBC2014でお披露目され、10月頃から$599で発売予定です。
そこで、、こちらの需要を勝手に考えてみました。
編集設備でNASなどで素材共有をしたり、EditsShareなどのパフォーマンスが優れたサーバーをお使いならサーバー上で編集を行うこともあるかもしれません。
ただ、現実的にローカル上で編集したほうが速いので、ローカル側にコピーをしてしまうことって、、あると思います。
コンプライアンス的にNGの場合もあるかもしれませんが、なかなかそうも言ってられませんし、コピー、レンダリング、コピー、レンダリング、、ということになってしまいがちです。
筆者は逆に割り切って、そういうワークフローにしてしまえ!と思ってしまうタイプです。ローカルのストレージ容量は、ThunderboltでもUSB3.0でも外付けHDDで容易に追加できますし。
その場合でも、やはりセンターサーバーもしくはNASなどにオリジナルや完パケを保存する必要があるわけで、そことのアクセス、というかコピーをいかに速くするかを考えると、この10GbE アダプターが検討できることになります。
必要になるのは10GbEのHUB。いやこれが高価なイメージがあって、今言ったようなことの実現性は低かったですが、最近お手頃なのが出てるんですね。
NETGEAR 「XS708E」
8ポートですが、販売価格は20万円を切っています。
まとめ
ファイル運用の今後としては、クラウドを活用していくことになると思います。が、こと“編集”となると、ネットワークではなくローカルのほうが心地良く作業できると感じてしまいます。
全部クラウド、全部ネットワーク、全部共有!ってことはあまり必然性を感じません。せっかくMac Proのようなスーパーマシーンがあるので、ローカルパワーを活用したいです。なので、
ローカル作業を円滑に行うために、ファイルコピーを速くする
と考えて10GbEを導入するのはアリです。ただ、、今度は共有サーバーやNASを10GbEに対応させたり、内部スピード速度を上げたりしなくてはいけないので、そうなるとシステム更新の時しかできないのかも。
だったら、1GbEでもファイル転送を上げるソフトを導入する手も・・・
いや、そしたらネットワーク帯域を使い果たしちゃって他が遅くなる心配も・・・
あ~この手の話題はまとまりませんでした、、。