Sonyと放送関連メーカー10社がIPインターフェースの相互運用性でコラボレーション
IBC2014で、SonyとEvertzやVizrt、Ciscoなど含めた放送関連メーカー10社が、IPインターフェースでの相互運用性についてのコラボレーションが発表されました。
賛同メーカー10社は下記の通り。
Altera Corporation / Cisco Systems / Evertz / Imagine Communications / Juniper Networks / Macnica Americas / Matrox Electronics Systems / Rohde & Schwarz DVS / Vizrt / Xilinx
これらは何を意味するのか….?
ソニーブログでは、“放送事業者に対して、レガシーであるSDIからIPベースへの移行をサポートする” と説明しています。
Sonyが提唱する、Networked Media Interfaceとは何でしょう。。
現時点でソニーのIP製品といば、NXL-IP55か、AWS-750。
そして、ソニーが去年プレスリリースした「リアルタイムIPプロダクション技術」で紹介されていたSDI/IPコンバーター。↓
(リリース時、「最終デザインではない」とされていますし、2014年10月時点で製品化はされていません。)
「リアルタイムIPプロダクション技術」プレスリリース抜粋↓↓
<IPベースAVルーティングシステムの応用例>
カメラやモニターなどの既存のSDI機器に「SDI-IPコンバーター」を繋ぐか、もしくは「IPインターフェースモジュール」を内部に組み込んだ機器を繋ぎ、汎用的なIPスイッチを介してネットワーク接続したシステムにより、現行のSDIルーターを置き換える「IPベースAVルーティングシステム」を実現します。(下図参照)
HD、4Kを始めとした高画質の映像や音声をネットワーク経由で多地点に同期伝送し、切り替えノイズ無くスムーズにソース映像切り替えができます。
↑↑
※以前の記事もどうぞ!
去年のプレスリリース内容はシンプルですごくいい!と思っていたのですが、 今後ソニーが提唱する、“Networked Media Interface” がどんな展開を見せるかはわかりません。
先行しているIPオーディオのDanteやRavennaみたいなネットワーク規格となるか….
そうなってなお、DanteやRavennaと共存できるみたいな….
いや、、ネットワーク上にあるパソコンのVLCプレーヤーで視聴できる、既存のプロトコルと互換性のあるものがいいな…..
と、とにかく、、素敵なソリューションを期待しています!