クラウドベース制作管理ツール “SHOTGUN”

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テープからファイルベースで映像制作が変化したことは、単にメディアが変わっただけではなく、制作フロー自体が変わったと言えます。

例えばテープでの制作はテープがバトンリレーのバトンの役目となり、物理的に目で見える形で人から人へ手渡されます。それは都度都度ディレクターやプロデューサーのOKが出ない限り先に進めず、そしてなかなか後戻りが難しいので、判断する人間がベタで付きっきりになることが多いものでした。

その点、ファイルベースはネットワークを駆使することによって場所を選ばず、複数人がアクセスすることを可能にし、また幾つものバージョニングを残すことで作業の分岐と収束を容易に行うことができます。

それは便利!と思える反面、管理が複雑になって今どこらへん?となってしまうこともあります。業種にもよりますが、ファイルベースでもほとんどテープ制作と同じフローを取られてる制作現場も少なくないはず。

そんな中、今流行りと思われるクラウドを利用した制作管理ツールを紹介します。

SHOTGUN

現在はバージョン5.4となっています。今年2014年にAutodeskが買収して話題になって知った方も多いかもしれません。(筆者もその一人)

映像制作だけではなく、ゲーム制作や3DCGなどのコンテンツ管理としても利用できます。

 

今回、フリートライアルが30日間ありましたのでお試しさせていただきました。

まずアカウントを取ると、”好きな名前.shotgunstudio.com” というサイトが付与されアクセス可能になります。

shotgun_11

まず、必要なのは“Project”です。TVで言うと”番組”や”コーナーV”とかになりますかね。それと“Add People”でコミュニケーションする人を追加し、“Upload & Share Media”でコンテンツをアップロードします。

クイックスタート的動画も紹介しておきます。

 

とりあえず”oiran”というプロジェクトを作成し、素材を一つアップロードした画面がこちら。

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サムネイルと背景をプロジェクトのトップ画面に追加できます。どうでもいい~とは思いません!こういうの大事かも、と最近は思います。

コミュニケーション取る気満々のタイムラインも当然あります。

 

素材の再生画面は一変、黒バックGUIになります。

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ここでも右側にはコミュニケーション用のタイムラインが現れます。矢印やフリーラインで指示を映像に付加できます。

再生しながらズームも出来たりと、プレビュー用途に優れた操作感です。

ここまでは、、以前紹介したSonyのMedia Cloud Services(記事)に似てる感じ。ただ筆者が感じるこの”SHOTGUN”の売りは、スケジュール(タスク)管理にあると思います。

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それだったらサイボウズや他にも…..と考える方もいらっしゃるかも。ただコンテンツ管理やバージョニング管理も一緒に行いたい場合には有効だと感じます。

 

またスマホでも利用できるので、“プロデューサー帰っちゃったの~”ってときも、帰りの電車の中であっても承認をお願いすることができます。

ただ、四六時中仕事可能 = ワーカホリック、、。 便利なだけに危ういこともあるかもですが、そうではなく、ちゃんと仕事時間を管理して余暇を作ろうね。といった趣旨があるようです。

We come from production studios and are passionate about building tools that help artists, managers, supervisors and developers bring inspiring work to the world while enjoying the process and maintaining a healthy bottom line. We love this industry and are honored to serve you.

SHOTGUNサイト”About Us“ページからの引用

“健康を維持するためのもの” とくれば、スタッフも納得して管理もしっくりくるかもしれません。

 

こういった制作フローを管理することは、今後ファイルベース制作には欠かせないものとなり、クラウドと相まって注目を集めそうです。

他にもいろいろな機能が詰まって月額$49/1人から。もちろんチームでの作業を行うことが前提なので(そりゃそうだ….)、大きなプロジェクトになればなるほど価値は上がりそうですね。

 

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