HDMI over IP ― 送受信機タイプ編

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今年のNAB2014。目玉は4K、それに続いてVideo over IP製品が際立っていました。
Video over IPの必要性はビデオ信号の延長から始まり、用途はLANからインターネット上に広がっています。
放送ではカメラ伝送、局間の素材伝送、ルーティング、監視などで考えられます。
以前SDI over IPでも紹介しましたが、今後さらに加速するカテゴリだと思います。

ただSDIで考えると本線系になるため試しづらいものでもあります。
そこでHDMIなら、と思いHDMI over IP製品を2回に分けて紹介します。今回は送受信機タイプです。

Gefen HD KVM over IP

g-HDMI1

g-HDMI2

こちらはHDMIのみならずUSB、アナログ音声、RS232も送れます。なのでKVM延長機というカテゴリになります。

直接LANケーブルでつなぐか、同一ネットワーク内で使うものとして定義されてます。

KVM専用のネットワークを構築することなく、既存のITネットワークと混在できるというのが売りで、自動/DHCP/固定のいずれかでIPアドレスを設定してLANスイッチ越しでも使えるという代物です。

さらに良いのが、送受信機がマトリクスで使用できるということ。複数台あった場合にIPアドレスたよりに接続してくれます。(ユニキャスト/マルチキャストモードがあります)

LANスイッチがビデオルーター代わりになるのは、Video over IPのよいところです。

 

Matrox Maevex H.264 Encoders & Decoders

m_Encoder

M_Decoder

こちらはH.264のENC/DECとなります。ユニキャスト/マルチキャスト対応しています。

プロトコルはRTSPなので、専用デコーダーでなくても汎用メディアプレーヤーで再生可能です。

またデコーダーにはスケーリングやクロップ機能も付いており柔軟性に富んだ製品です。

現在はLAN経由のみ使用となっており、WAN経由使用は今後対応していく予定のようです。(2014年5月現在)

 

Extron VN-Matrix 250 Series 

vnm250

ユニキャスト/マルチキャスト対応しています。

PURE3 codecといわれるものを使った製品です。同社でH.264製品もあるので、しっかり区別されています。

また型番違いでSDI製品もあります。カタログでは小規模から大規模のシステム例が載っており興味深いです。

 

まとめ

今回は単純にLANケーブルで延長、という製品ではなく、ビデオがしっかりプロトコルにのっかてるものを紹介しました。

また、比較的新しくコストパフォーマンスが良さそうなものを選定させて頂きました。

Video over IPは今に始まったことではなく多くの実績のある製品がありますが、今は選択肢が増え、使用範囲がどんどん拡大していることが感じられます。

 

次回はRTMPで配信できるHDMI over IP機器を紹介したいと思います。(予定)

 

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