2.4GHz帯ワイヤレス ラベリアマイクロフォンシステム BOYA “BY-WM5”
特定ラジオマイクの周波数帯移行により、A帯周波数(770-806MHz)のワイヤレスマイク使用は2019年3月31日までとなりました。
Shureが詳しく説明されてます。(Shureサイト:特定ラジオマイクの周波数帯移行について)
既に新帯域に合わせたワイヤレスシステムも幾つか登場してますが、買い替えにはまだ時間があるので、この際いろいろと検討しちゃおうと考えてる方も居らっしゃるはず…….
となると試したくなるのは2.4GHz帯。今回はお試ししやすい2.4GHz帯ラベリアワイヤレスマイクロフォンシステムを紹介します。
BOYA BY-WM5
※公式動画が見つけれなかったので、BewegtbildFabrikさんの動画を紹介させていただきました。
2.4GHz帯と言えば無線LANやBluetoothを思い浮かべます。今機はRF変調にGFSK方式を採用しているのでBluetoothと一緒です。
使用方法も、レシーバーのボリューム(+、-)を3秒間長押しし、次にトランスミッターも同様のことを行えば接続完了となりますので、まさにベアリングっぽいです。
製品仕様
RF Modulation GFSK Frequency band 2.4GHz (2405-2478MHz) Frequency response 35Hz-14KHz±3dB Signal/Noise 76dB or more RF output level 5 mW Distortion 0.1% or less (32Ω,1 KHz,65mW output) Earphone output level 32Ω,65mW Reception sensitivity -85dB +/- 3dB / 0dB=1V/Pa, 1kHz Audio input connector 3.5mm mini jack Operation range 50m Power requirements 3.0V DC (Two LR03/AAA size batteries) Battery life:Transmitter Approx. 3.5 hours Battery life:Receiver Approx. 4 hours Dimensions:Transmitter 60mm x 86mm x28mm (W/H/D) Dimensions:Receiver 60mm x 86mm x41mm (W/H/D) Weight:Transmitter 136g Weight:Receiver 152g 製品サイト仕様より
製品マニュアルより抜粋
レシーバー側にはアクセサリーシューマウントも備わってるのでカメラの上に載せ、同梱のミニジャクケーブルでカメラ側の音声入力に差し込めます。
使用するのに最低限必要なピンマイクやイヤホンも同梱されてますので、これ1台でワイヤレス音声収録が可能です。
製品マニュアルより抜粋
既にテスト動画をアップされてる方がいらっしゃいましたので紹介します。
あとは、、混信と遅延が気になります。音が混ざるってことは考えにくいですが、仮に音が途切れてもフォローできる現場、もしくはポスプロ修正ありな現場なら検討できます。
今機、Amazonで1万円を超すあたりのやさしい価格で購入可能です。
あとがき
2.4Ghz帯のワイヤレスシステムは、他メーカーでも既に製品化されており、今までのデジタルワイヤレスシステムに比べて安価なのが特徴です。
価格がやさしいbehringerも”ULM200LAV” を製品サイトで見ることができます。
まだ市場に出てないのかな……?? 調べつくせませんでしたが今後注目したいと思います。