コンパクトカメラスライダー2種 COM.PACT “Square Slider” , Motion9 “Linecam Slider”
今年2014年はDSLR動画撮影がさらに前進した年でもあります。シネマ的で被写界深度が浅いその映像表現は、テレビ番組でもよく見られるようにもなりました。
違った言い方をすると、フォーカスを動かすビデオ制作が流行った年、と言ってもいい気がします。Youtuberの商品紹介動画で良くみられる手法です。
それもフォーカスを手動で変化させるというよりは、被写体を動かす、もしくはカメラを動かすほうが多い気がします。オートフォーカスを上手く使えば割と楽にダイナミックな映像になったりするので、好まれるのだと思います。
“カメラを動かす”、といったら、ペデスタル、ドリー、クレーンなどの特機が思いつくのは今も昔も変わりませんが、今どきでしたらスライダーが一番手頃で身近なアイテムになりつつあります。
小型カメラを載せるスライダーは特機に比べたら当然コンパクトと言えますが、さらにコンパクトにした新しいスライダー2種を紹介します。
COM.PACT “Square Slider”
square slider _ shot from lee jaewind on Vimeo.
Motion9 “Linecam Slider”
MOTION9 SLIDER LINECAM from motionnine on Vimeo.
2機種ともコンパクトで小さく、持ち運びを容易にするといったコンセプトです。
COM.PACT “Square Slider”のLサイズは赤色でとってもオシャレ。スライダーを選択するポイントとしてデザイン性も重要になってきてます。
カメラスライダーは、DSLR動画撮影が流行りだした頃に登場したと記憶しています。
でも小型なビデオカメラはもっと前からあったはずなのになぜ……?
確かに、“カメラを動かしたくなるほどDSLR動画は衝撃的だった” 、、そんな記憶をふと思い出します。