センサー、マーカー必要なしでリアルタイム3D奥行マッピング 『zLense』
バーチャルCGセットが“セット代より安価に運用できます”、なんてな謳い文句にのって導入流行りがあったのは10年以上前。
セットをすべてCGで表現することは、最初は目新しさが手伝って見栄えが良かったものの、カメラ固定でパン・チルトだけだと、継続して利用する場合には“飽きちゃう”こともあります。
またカメラ自体を動かすためには、スタジオにセンサーを張ったりマーカーを用意する必要が出てくるので、導入コストとオペレーションを考えると、“安価に運用”とはいかなくなってしまいます。
なので最近はセットはあくまでも“リアル”セットを使い、強調したい情報だけカメラ連動してフワッと現れる“バーチャルCG合成”として利用されることが多いと思います。
そんな状況下でも、むむっ!とする製品を紹介します。
zLense
スタジオにセンサーやマーカーを必要とせず、 被写体の奥行をリアルタイムにデータ化し、バーチャルCG合成をを行います。
それは外ロケの手持ちカメラ利用の紹介ビデオを見るとより理解できます。(↓動画の10秒後から)
演者とカメラマンの自由度をかなり上げてくれるバーチャルシステムです。
zLenseサイトにはハード、ソフトともスペック詳細がないものの、多くの紹介トレーラーが用意されているので是非チェックしてみてください!