大型なプロンプター JUNS 32型スタジオ・プロンプター
先日リリースされたばかりの、32型というプロンプター業界ではかなり大きいと思われるプロンプターが、JUNS から発売されました。
JUNS 32型スタジオ・プロンプター
映像業界では “小型化” が注目される中、大型になって得をする カテゴリは、今では少なくなってしまいました。
そんな中、スタジオ用プロンプターはペデスタルなどに取り付けたくなったりで、17~19インチくらいの中型が相場になっています。ですが、大型化が重宝される現場がある気がしています。
例えば、カメラマンがカメラ台数分居らっしゃる現場であれば、カメラを自由に動かし、中型プロンプターが邪魔にならないライブ収録も出来ます。
しかしそうではなく、極端に言えばカメラは固定、な現場ですと、出演者さんの目の前にカメラ & プロンプターを置いたら他のカメラに邪魔なって、結果1カメしか置けません。
そういった “現実的な現場” にとって、奥に置いたセンターカメラに設置しても十分読むことができる大型プロンプターは、重宝されると思います。
価格的にも易しいところがとっても魅力的です。新品で398,000円(税込)です。
……ん? 新品???
新製品だけど、新品ではではない LEモデルがあり、248,000円(税込) も用意されています。そしてなんと、今ならキャンペーン価格でもっと安いです..。(2015年4月現在)
※徹底してコストを抑えるためケースなどはありません。
別途配送料が必要になります。製品サイトより抜粋
とても正直な戦略に、頭が下がります..。
そしてJUNS 32型スタジオ・プロンプター、ただ “大型で安価”、、ということばかりではない、気になる機能があります。
PCからの出力を直接入力できるHDMI入力を標準装備。 HDMI出力を備えたPCであれば、直接原稿や画像を送ることができます。 お客様がお持ちのPC端末を使用いただくことで コピーや再編集などの時間や手間も省けます。 また、反転機能が標準仕様 となりますので オプションなどの追加費用も一切必要ありません。
(※原稿の自動送り機能はついていません。パワーポイントなどのページを変更される際にPC端末側で操作いただく必要がございます。)製品サイトより抜粋
プロンプターは原稿をミラー板に反射させて映し出すので、原稿は反転させる必要があります。通常、専用のソフトで反転させてパソコンから出力することになりますが、32型スタジオ・プロンプターは製品側に反転機能が標準で備わっているので、パソコンのデスクトップ画面がそのまま利用できます。
PowerPointなどで作成した原稿をそのままスライドショーでサクサク見せられるのはいいです。
JUNSは内覧会を開催(2015年4月27日~5月31日)しています。